平成元年の雑誌と令和元年の雑誌を比べてみた

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私達が今読んでる雑誌はいつから発売されているのか知っていますか?
時代が移り変わり、年号は平成から令和になりましたが、この約30年の間雑誌にはどんな変化が起きたのでしょう。
 
どんな変化があったのか、気になったので、まずは平成元年の雑誌を探しに「本の街」神保町を巡ってみました。

 
まず最初に「湘南堂書店」というお店を訪ねました

すると、平成元年の“明星”を発見!!

宮沢りえさん、今も昔もお美しいですね…。
 
早速、令和元年のの“明星”を比べてみましょう!!

↑令和の“明星”

平成元年のタイトルロゴは《明星》と漢字で表記されていますが、令和元年はローマ字で《Myojo》と表記されていることがわかりました!
タイトルロゴが違うだけで雰囲気も全然違いますね…!
 

また、今のMyojoではジャニーズアイドルの特集がほとんどでそれ以外の芸能人が載ることはほとんどありませんが、平成元年の明星は表紙に女性アイドルを起用したり、芸人のとんねるずのコーナーがあったりと、バラエティーに富んでいたことがわかりました!
 
次に訪ねたのは漫画の古本に特化した「夢野書店」さんです。

店内には1950年代の漫画から2010年代のものまで様々な種類の古本が並んでいました。
そんななか私達が見つけたのは…
 
平成元年の“週刊少年ジャンプ”!!


聖闘士星矢にドラゴンボール、シティハンター…名作だらけですね…
ジョジョがこの頃から連載していたことに驚きました!
そして、令和元年のジャンプと比べてみると…

明星ほどではありませんが、ジャンプのタイトルロゴも変わっていることがわかりました。
そして私達は平成元年のジャンプの表紙を見てとても驚いたことが1つあります…

なんと!!安っ!!
平成元年少年ジャンプの値段は180円だったのです!!
昔に生まれたかった、、、。
中を開いてみるとまたびっくり。
初めの巻頭カラーの順番が逆だったのです。
今は表紙を開いたらすぐにマンガが始まりますが、平成元年のは広告や宣伝から始まっていました。
また、平成元年のジャンプでは人気のある作品のセリフには吹き出しに色が付いているなどの違いもありました。
なかなか気づけないところなので気付けて嬉しいです!
 
 
最後に、湘南堂書店の店主の方にインタビューしてみました!
 
Q. 経営する中で、どのようなことに気をつけていますか?
湘南堂書店さん
今は出版不況で、本が売れない時代になってきているので、そのために様々な工夫をしています。
その工夫については、企業秘密だそうです…。
なので、どういう工夫をしていそうか自分で考えてみることにしました。
私達は湘南堂書店さんには店頭に商品をたくさん置いてあるのですが、それにより湘南堂書店さんの前を通った人も興味を持ち足を止めやすくしているのでは考えました。
 
また、夢野書店さんの店主さんは
古本屋は昔は今よりもっと身近で、大学の近くに多くあり、休校になった場合古本屋で時間を潰していたんだ
と言っていました。
昔は今と違い本が身近にあり、若者にも需要があったことに驚きました。
 
〜まとめ〜
今回神保町を巡って、平成から令和に変わり様々なものが進化し新しくなってゆく中で、古本屋は変わらず私たちの懐かしい記憶を蘇らせてくれる無くなってはいけないものだなと改めて感じました。
また、雑誌は常に流行を追うので、本以上に時代の流れを知れるものだなと思いました。
雑誌や本が大好きなので、この記事を通じて雑誌や本(古本)、そして神保町に興味を持ってもらえたら嬉しいです!!
 

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