年中行事「お盆」を現代風にアレンジ!

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何千年もの由緒正しい歴史のある日本。

そんな日本には、年中行事がたくさんありますよね。

皆さんは、年中行事と言われて何を思い浮かべますか?

お正月、お雛様、こどもの日、七夕、七五三など家族で行うものを思い浮かべると思います。

しかし、世の中が便利になるにつれ、年中行事を家族で行うことも少なくなり、

簡略化されてきて、廃れている部分もあると思います…。

そこで!

馴染み深さを取り戻すべく、家族みんなで行うためにも、

近日中に多くの人が帰省する『お盆』をテーマに現代人のライフスタイルに合わせ、

馴染み深いものへと変化させ新たな『お盆』を提案していきます!


1、『お盆』について知ろう!

まずは、お盆について理解を深めましょう。(※ここでは、一般的に多く行われているお盆を取り上げています。)

①『お盆』とは

 8月13〜16日までが一般的です。

 元々は、旧暦の7月15日を中心とした行事でした。

 正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と言い、

 夏に先祖の霊を祀る行事のことです。

②『お盆』作法

 13日の夕方に盆提灯(ぼんちょうちん)を灯し、phonto

 庭先に迎え火として、麻幹(おがら)を焚きます。

 ちなみに、私の実家では迎え火とともに家族と花火をしていました(笑)

 14日〜15日はお供え物をして、先祖様と過ごします。

 16日の夜に送り火を焚いて先祖の霊を送り出します。

③各地域の『お盆』

◎お盆に花火〜in長崎県〜

 長崎県のお盆の風物詩は、お供え物などを載せた精霊舟を海に流して先祖をあの世へ送る『精霊流し』。

 各家庭の精霊舟が波止場までの道を練り歩き、それを花火や爆竹で見送るのが習わしだそうです。

◎ あの世で使うお金を用意〜in沖縄県〜

 旧暦に合わせて行われる沖縄のお盆は、先祖をあの世へと送る3日目の晩に、

 あの世のお金と言われている「ウチカビ」を燃やすのが特徴。

 黄土色で本物のお札よりやや大きめのうちかびは、燃やせば燃やすほど先祖があの世で使える額が増えるそうです。

◎ ちょっと変わった盆踊り〜in広島県〜

 瀬戸内海に浮かぶ広島の離島、大崎上島のとある町ではお盆の日に変わった盆踊りをするそうです。

 新盆を迎えた人の遺影を背負って踊るのがその土地の習わしで、遺影は遺族の方々が順番に背負います。

 お盆は本来、死者を供養する行事。家族の遺影と一緒に踊る盆踊りは、まさに「供養のための祭り」という感じですね。

(①②はサイト「お盆の由来や意味とは?子供にも分かりやすい解説と裏話」裏と表のトピックスより引用)

 (③各地域の『お盆』はサイト「地域によってこんなに違う!ちょっと変わった”お盆の風習”・3選」マイナビウーマンより引用)


2、新たに変化を加える!

ここまで真面目な話をしてきましたが、ここからが本題です!FullSizeRender

 『お盆』は先祖の霊を祀る行事。

普段ならお供え物で、一刻も早く帰ってこれるように足の速いきゅうりで、

少しでもゆっくり戻ってほしいので足の遅いナスで作りますよね。

しかーし!現代は馬や牛で移動したりしません。

なので、これから野菜たちを使用して現代風なお供え物を作っていきましょう!!!

①馬を現代風に

 さて、早速作業開始です。

 今回使用したのは、きゅうり、ズッキーニ、ナスです。(※カラーピーマンは、使えるかな?と思い用意しました)

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馬はきゅうりのみですが、きゅうりはそのままに、ズッキーニを新たに加えて作っていきます。

↓どうやら、きゅうりを半分に切りたいようですね。ちなみに何ができるのかはお楽しみです(笑)

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半分に切ったら、少し中を削り出します。(のちにくっつけるズッキーニさんとフィットさせるため)20160520_4497_0

ピーラーで一部分を削ぎます。

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続いて、ズッキーニさん。この日初めて実の状態で触ったのでドキドキです。

ズッキーニさんは半分の皮をピーラーで削り削ぎます。

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ここで問題発生!!!

なんと、ズッキーニさん、とてもネバネバしてる!!!

ネバネバのあまり、ピーラーの刃があまり立ちません。

ツルツルと滑りながらも、指をそがないようなんとか上手くいきました。

さて、ここまでで何を作っているのかわかりましたか?

少し難しいですね。ではヒント!最終的に、こういうフォルムになります!

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もうおわかりいただけましたか?

それでは完成です!

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ジャアアアン!!!!

どうでしょうか。そう、新幹線です!

これで、先祖さまも安心して、かつ早く来ることができますね☆

(ちなみに、線路はズッキーニさんの剥ぎ取られたです)

②牛を現代風に

牛は、少しでもゆっくり戻ってほしいということでしたね。

別れを惜しむ気持ちの表れでしょうか。

現代風ということで、今回は「ゆったり」と帰ってもらえるモノにしましょう!

ナスをメインに、きゅうりも使用していきます。

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最初に、”ある部分”をつくるためナスに切れ込みを入れくり抜きます。

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これがなんとも難しい!!!

ナスは、実が柔らかく思ったように切出せません。

なので、

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手でむしり取りました(笑)

次に、きゅうりを輪切りにします。

ここまでで勘のいい人は、何を作っているか分かりますよね。

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ここで、爪楊枝の登場。

このように、本体のナスに貫通させます。

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これに、輪切りきゅうりを刺すと…

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すべて、刺し終えて

完成です!!!

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ジャアアアン!!!!

どうでしょうか。そう、オープンカーです!

これで、先祖さまもゆったりとドライブを楽しんで帰ることができますね☆

よく見ると、座席もあるんですよ!!!!!

(ちなみに、きゅうりのへたらしき物は「ハンドル」です。)

え?車じゃないのか?と思うかもしれませんが、断固。これはオープンカーです。

理由としては、車よりオープンカーの方が優雅にゆったりとできると思うからです(笑)

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ナスの光沢がいい感じに、高級感を出していると思います。

③おまけ

結局、せっかく用意したカラーピーマンを使用するシーンはありませんでしたね。

なんだかもったいない気がしたので、こんなのを作ってみました!!

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信号機です!

おまけなので、特に深い意味はありませんが、強いて言うならば

「先祖さまたちが安全に行き来できるよう」ですかね。

(※食材たちは、のちにスタッフたちの夕飯となりました。美味しかったです。)


 

3、まとめ

ここまでの閲覧ありがとうございます。FullSizeRender のコピー 4

企画としてですが、日本の文化『お盆』の理解を深めることができました。

新たに生み出された、お供え物たちはいかがでしたでしょうか?

食材を相手にした作業だったので、細かな部分はとても困難でした。

完成度は、主としては大満足です!

最後になりましたが、日本には誇れる文化がたくさんあります。

それらが廃れてしまうのは、悲しいことです。

この記事が、面白かったと思って頂ければ幸いです。

日本文化を見直し、来世に伝えることが私たち日本人の使命であると思いました。

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