1000円を超えるお茶 〜GYOKURO〜

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千円を超えるお茶〜GYOKURO〜
皆さんはこのお茶をご存知だろうか?

お~いお茶 玉露

厳選した国産の「玉露」のみを使用。
丹念に引き出した旨みは、一口飲むごとに
贅沢なひとときの余韻を感じさせます。
瓶 375ml 1,000円(税別)

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なんと375mlのお茶が1000円もするのである!!
ですが一般的な人ならば150円払えば500mlのお茶が買えるのですから普通ならば買わないでしょう
 
だがしかし、
最近高級感にカッコつけて高い値段の商品が多くある
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確かに美味しいが それだけの値段を払う価値があるのか
お茶を愛すものとして
お〜いお茶(140円+税)を約8つ買える玉露飲んでやろうじゃないか!
1本飲んでいる間にお〜いお茶を8つ飲んでいると思うと
高級感と絶望感を感じる究極のお茶ではないか
 

伊藤園 お〜いお茶 玉露

実際に買ってみました。

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神々しい佇まい。
心なしか、包装の柄も繊細で手間がかかってそうにも見える。

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はっ俳句が文部科学省大賞と佳作と違う!!
ここにも1000円の価値の差が!!
 
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ぺットボトルじゃなくて瓶でございます。
蓋もプラスチックじゃなくてスチール。
では開けますぞえ。

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コップに注いでみました。
見た感じ普通のお茶と変わらように見えますが

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2つ並べてみましたが、やっぱり香りが全然違う。
お〜いお茶も香りはするんですが、この2つを比べてしまうと全然ないに等しいくらい違います。

透明感が違いますね。
透明だからいいってわけでもないんでしょうけれども。香りが素晴らしい。
お茶屋さんで感じるような、あの心地良い香り。
風情ですなぁ

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さて、ではいよいよ飲んでみます!

玉露という1000円もするお茶を飲むには神聖な服装でなければならない!!!
下が黒いのはモザイクです。

ごくり。

ああ^〜。ああ^〜。

Ah^~ My heart will be hopping^~

第一印象は、透き通ったようなお茶。

いつも飲んでいるお茶よりも、渋みが全然ありません。 お茶の苦味はちゃんとあるんですが、キツくないというか、上品な感じ。

ただ、思うのは、これが美味しいかどうかというと、コンビニお茶をよく飲む庶民では分からないのです。

こうやって比べて飲むと、ちょっとだけ違うっていうのは分かります。 でも、何も知らずにこれを飲んで、これは美味しいお茶だ!とは気づかないだろうなぁ。 そこまでお茶に関して精通してないというか、そもそも本当に美味しいお茶がなんたるかも分かりません。

この考えは正しいかわからない!!

ならばアンケートしてやろうじゃねえか

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アンケートの結果はこのようになりました。

半々ですね
色で判断した人もいたことから某番組のように目隠しをすれば結果は大きく変わったのかもしれません。

しかしアンケートの結果だけでは玉露の素晴らしさはわからない

私たちの玉露の探究心はおさまらない!!

だが庶民舌では玉露の素晴らしさはわからない!なら聞くしかない!

伊藤園本社に聞いてやろうじゃねえかぁ〜

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電話した結果
なんと伊藤園さんに取材させていただく機会を得ることができたので

問い合わせました。

質問内容

Q玉露はなぜ1000円もお値段がするのか味の秘訣

A日本茶として最高級のものを厳選した国産「玉露」を100%使用し、旨みを丹念に引き出すこだわりの製法で「玉露」特有の“旨み”のある味わいを引き出した瓶入り緑茶飲料であり、玉露は直射日光を遮った畑で製法され、舌に余韻を残す味わいな最高級茶のため

少しお値段が高くなっています。

味としてはうまみのもとであるアミノ酸。緑茶にはアミノ酸の一種であるテアニンという成分が含まれております。

なかでも玉露や抹茶に多く含まれており、おかげで、まったりとした甘みが持ち味になっています。

テアニンが多いのは、畑でも育てられ方によるもの。新芽の生長期に畑に覆いをし、直射日光をさえぎります。そのためうまみの成分テアニンが他の成分に変化せず、そのまま葉の中に蓄えられる高級感を味わうことができます。

Q市販の140+税のお~いお茶とどこが具体的に違うのか

A従来のお~いお茶の緑茶と全く異なり、原料が「玉露」と「煎茶」の違いがあります。
また抽出方法で通常はお湯で抽出するのに比べ、瓶入り玉露は氷と水で
じっくり抽出する「氷水出し製法」を採用し、苦味や渋みを抑えています。
玉露にはエネルギー、カリウム、ビタミンC、カフェイン、タンニン

が多く含まれており、血圧上昇抑制脳・神経機能調節などの効能があり、旨味の元である、テアニンの浸出液率が大きく異なります。緑茶では60mlあたり5gなのに比べ

玉露は60mlあたり10g浸出いたします。



まとめ 

初めて飲んだ高級茶。
僕にはまだ早い、というか永遠に早いのかもしれない、と思うくらいのレベル差でした。

あ、ちなみに冷蔵庫で冷やさずに、常温で飲んでの感想です。そのほうが味がしっかり分かると聞きましたので。まぁ、それでも全然分からなかったわけですが……。

ですが!!

伊藤園さんの問い合わせによって

玉露がなぜ1000円もかかるのかということがよくわかりました。

庶民舌では玉露はわかりませんが、問い合わせをした結果
素晴らしい回答をいただき、玉露の素晴らしさがよくわかりました。

こういう味がわかるようになりたいなぁ〜

なんてことをしみじみ感じたのでありました。

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